金融・証券用語解説
[リレープラン]

個人年金保険の契約形態のひとつで、契約者が亡くなったあとも配偶者や子供などが引き続き年金を受け取ることのできるプランのこと。
契約者＝本人、被保険者＝年金継続受取者（配偶者、子供など）、年金受取人＝本人、死亡保険金受取人＝本人、後継年金受取人＝年金継続受取者といった契約にすることにより、運用期間（据え置き期間）終了後、まず本人が年金を受け取ります。本人が亡くなった場合でも、被保険者である年金継続受取者はまだ生存しているため年金保険契約は終了しません。このため、その後は年金継続受取者が今まで本人が受け取っていた年金と全く同じ年金を受け取ることができます。後継年金受取人を指定することで、受け取っていた年金を夫婦間や親子間でリレーすることができます。夫婦間で引き継ぐ形態を「夫婦リレープラン」、親子間で引き継ぐ形態を「親子リレープラン」と呼びます。終身年金を選択しておけば本人も年金継続受取者も一生涯年金を受け取ることができます（被保険者が先に亡くなった場合を除く）。自分自身が生きている間は自分自身で使い、亡くなったあとは配偶者や子供に上手に残したいというニーズに合った契約プランです。