証拠金維持率(有効証拠金÷建玉必要証拠金)がロスカット基準(100%)を割り込んだ場合、全ての未決済建玉を自動的に反対売買するルールです。
証拠金維持率がロスカット基準(100%)を割り込んだ時点で未約定の新規注文が存在する場合、全建玉の反対売買を行う前に、全ての新規注文の取消が行われます。
未約定新規注文の取消後、継続してロスカット基準(100%)を割り込んでいる場合、もしくは取消対象となる未約定の新規注文が存在しない場合、自動的にその時点の全建玉に対する決済注文が執行されます。このときの決済注文は、成行注文として執行されます。
証拠金維持率がロスカット基準(100%)を割り込んだ場合、ロスカット・ルールが適用されるため、ロスカット・ルールが適用されないためには、証拠金維持率は常にロスカット基準以上である必要があります。(※新規注文を発注するためには、証拠金維持率は100%以上である必要があります。)
証拠金維持率は次の式で計算されるため、有効証拠金を増やす、もしくは建玉必要証拠金を減らすことで証拠金維持率を上昇させることができます。
具体的には、次の方法があります。
証拠金維持率がプレアラート基準を割り込んだ時点でプレアラート通知、アラート基準を割り込んだ時点でアラート通知を、ご登録いただいたメールアドレスに送付いたします。また、「ダイワFX」のお取引画面でもお知らせいたします。プレアラート基準とアラート基準は下表のとおりとなります。
ロスカット基準 | プレアラート基準額 | アラート基準額 |
---|---|---|
100% | 160% | 130% |